OB&OG’S
VOICE

子どもと家族に最善の医療を提供するチーム医療の実現

関根弘子 さん
日本赤十字看護大学大学院
(博士後期課程)
小児看護専門看護師(CNS)

看護学研究科修士課程
小児看護学領域2006年修了
小児看護CNSとして子どもと家族が中心の医療を提供
大学院修士課程に進学したのは、小児看護学を系統的に学び、看護をさらに深く探究したいと感じたからです。小児看護学の講義や演習では、子どもと家族を系統的にアセスメントし、ケアをチームで実践するための能力を習得しました。修士論文の執筆を通して、洞察力と分析力を鍛えられ、現象の本質をとらえる素地ができたと思います。修了後は、小児看護CNS、看護管理者として、子どもの最善の利益を考えたチーム医療の進展と組織的な看護の質の向上に取り組むようになりました。栄養サポートチームや子ども虐待対応チームでの活動、トリアージシステムの導入などを通して、多くの職種の役割や機能を理解し、それぞれの職種がお互いの価値観を尊重できるチームになるように、調整役を担いました。「子どもと家族を中心に考えた医療とは何か」を口ぐせのように繰り返し、自分にもスタッフにも問いかけ、チームで考えることで、その考えと実践が小児病棟や小児外来に定着しました。
学際的な協働を目指して博士後期課程へ進学
勤務先の病院では、小児医療に携わる多職種でのカンファレンスが頻繁に行われ、医師、薬剤師、管理栄養士などさまざまな職種が、国内外の学術的な知見や自らの研究成果を用いて、ベストプラクティスを提案していました。ところが、私は研究の動向を把握して発言するだけで精一杯で、研究成果に基づいた新たなケアや方略の提案ができませんでした。思い悩んでいた時、恩師から「CNSとして経験を積んだら博士を目指しなさい。研究者としての能力を身につけなさい。」と激励の言葉をかけられ、博士後期課程に進学しました。現在は、「博士の学位を有する看護師がもつ責任とは何か」を考え、急性期の子どもの看護に関する研究に取り組んでいます。研究を独立して推進する能力を獲得し、さまざまな領域の研究者と協働して臨床研究に取り組める実践家を目指しています。
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